千葉県私立大学学生支援研究協議会

本会のご案内Information

会の発足趣旨

私立大学は学生あって初めて成り立つわけであり、また私立大学として「学生への姿勢はどうあるべきか」建学の精神を礎石とする教育が徹底して行われることが教育の実を上げることができ、私立大学なるが故に可能な教育がある。という趣旨のもと私立大学が連携して教育に当たることは極めて重要であるという趣旨のもと千葉県私立大学学生部連絡協議会が発足した。

発足の経緯

  1. 設立の契機となった私立大学協会研修会
    私立大学は大学の振興と向上を図り学術文化の発展に貢献し大学の使命達成に寄与する等の目的で「日本私立大学連盟」または「日本私立大学協会」のいずれかに加盟している。前者は首都圏の比較的設立が古い大学が多く加盟しており、後者には比較的設立が新しい大学が多い。いずれも学生部業務に関する研修会の実施など私立大学に関する多岐の業務を行っている。
    千葉県内に創設されている大学の多くは「私立大学協会」に加盟していて当協議会発足の契機となったのは昭和58年(1983年)の秋に開催された「私立大学協会」の研修会の折、懇親会終了後も千葉県下の大学から参加していた学生部の課長等が寄り合い引き続き延々と議論に花を咲かせていた。このような光景は珍しいことではないがその時に限って、千葉県下の大学学生部の連合体つくりに話が急展開していった。
    議論に参加校していた顔ぶれは敬愛大学、千葉商科大学、千葉工業大学、中央学院
    大学4校と初代の会長となった中央学院大学の高木幸道教授であった。いずれも学内での部課長経験が長く気心の合った面々であった。
  2. 千葉県大学野球選手権試合を通した大学間の交流
    千葉県大学野球連盟には協議会加盟校となる大学の約20校に野球部があり定
    期的な春季、秋季リーグ戦が毎年行われていた。各校とも学生をはじめ教職員が
    試合の応援に参加するなどしていて学生部関係の教職員はお互いに面識が深く旧
    知の間柄でもあった。特に各大学内での学生部関係部署にある教職員の間では試
    合後に懇親会を持つなど交流を深める機会を持ち公私ともに親しい間柄でもあっ
    た。一方、地域的な交流としても津田沼地区の千葉工大学、順天堂大学、東邦大学、
    日本大学では学生同士の交流やいざこざなどの問題などがあったりして日頃から学生課間の交流があり正式名称は定かではないが年に1度は習志野地区大学の学生部関連の懇親会が持たれていてお互いに情報交換の場を設けていた。さらに先に述べた野球部の試合で交流のある総武線沿線の大学も加わり交流が深められていって総武線沿線大学のグループがあった。また先に述べた私立大学協会で親交のある大学グループも常磐線沿線の大学も加わり常磐線沿線の大学グループといわれるグループができていた。
  3. 総武線グループと常磐線グループの合流
    上記二つのグループの接点は定かではないが先に述べた県内大学の野球選手権の場で応援に関係していた面々による交流が縁で交流がもたれる結果となったようである。上に述べた総武線グループと常磐線グループのそれぞれの懇親には各大学の法人の要職を務めるメンバーの繋がりなども加わり会の発足契機となった。
    昭和62年5月(1987年)正式に発足会が麗澤大学にて16校が集い開催され、その年の最初の会合が高木幸道教授の音頭取りで中央学院大学事務局の支 援で第1回の学生部連絡協議会が昭和62年12月に開催され、会の名称を「千葉県私立大学学生部連絡協議会」として発足した。役員としては正式には高木会長のみで第5回の千葉工業大学での会合で会則が初めて制定さたが第7回まで会長1人で運営され第8回の平成3年の6月に神田外語大学の池田教授が副会長として就任し2人体制となり第30回平成14年6月まで続いた。

沿革

令和2月7月 役員の改選 (東邦大学にて)
第66回協議会において下記役員が選出された
会 長 和洋女子大学教授 鬘谷 要
副会長 敬愛大学学生支援室長 菅谷 充規
副会長 麗澤学務部長 田島 正幸
副会長 神田外語大学 教務部長 羽鳥 岳裕
下記加盟校の休会と退会が承認された
退会校 東京基督教大学 令和2年3月31日
休会校 秀明大学 令和2年3月31日
平成30月6月 役員の改選 (千葉商科大学にて)
第62回協議会において下記役員が選出された
会 長 麗澤大学教授 井出 元
副会長 和洋女子大学教授 鬘谷 要
副会長 敬愛大学学生部長 覚正 豊和
副会長 麗澤学務部長 田島 正幸
副会長 神田外語大学 教務部長 羽鳥 岳裕
平成29月12月 役員の承認(国際武道大学にて)
第61回協議会において副会長選任
副会長 敬愛大学学生部長 覚正 豊和
平成29月6月 加盟校の退会(敬愛大学にて)
第60回協議会において「要支援学生対応についての研究部会」の設置が承認された。また下記加盟校の退会が承認された
退会校 東京電機大学 平成29年3月31日
平成28月6月 役員の改選
第58回協議会において下記役員が選出された
会 長 麗澤大学教授 井出 元
副会長 和洋女子大学教授 鬘谷 要
副会長 麗澤学務部長 田島 正幸
副会長 神田外語大学 教務部長 羽鳥 岳裕
平成27月6月 加盟校の休会と退会(東京成徳大学にて)
第56回協議会において下記加盟校の休会と退会が承認された
休会校 開智国際大学(旧日本橋学館大学)平成28年4月1日より
退会校 東洋学園大学 平成28年3月31日
平成26月6月 副会長の選任 (東京電機大学にて)
第54回協議会において新副会長として下記が選出された
副会長 麗澤学務部長 田島 正幸
平成25月6月 実務担当者部会に関する申し合わせの制定(聖徳大学にて)
第52回協議会において実務担当者部会に関する申し合わせの制定が承
認された
平成24月6月 役員の改選(千葉経済大学にて)
第50回協議会において下記の役員が選出された
会 長 麗澤大学教授 井出 元
副会長 和洋女子大学教授 鬘谷 要
副会長 明海大学副学生部長、事務部次長 近江 彰
平成22月6月 役員の改選(帝京平成大学にて)
第46回協議会において下記の役員が選出された
会 長 日本大学教授 遠藤茂勝
副会長 和洋女子大学教授 鬘谷 要
副会長 麗澤大学教授 井出 元
副会長 明海大学副学生部長 近江 彰
平成18月6月 会の名称変更と規約の申し合わせ事項の承認(日本大学にて)
第40回協議会において、これまで大学間の情報交換や学生部が抱える課題の協議を主体とそて行ってきたが、入学生の多様化に伴う過去にない支援が求められることや支援の在り方などについて積極的に取り組むことが求められることが想定されることなどから本協議会の名称変更が議論され新たな学生支援に向けた議論んが求められることに呼応した対応組織とすることから名称の変更が承認された。
新名称:千葉県私立大学学生支援研究協議会となった
また旅費、会議費、謝礼金に関する申し合わせが制定される
平成18月6月 役員の改選と新規加盟校(二松学舎大学)の承認
第38回協議会において下記の役員が選出された
会 長 日本大学教授 遠藤茂勝
副会長 和洋女子大学 鬘谷 要
副会長 明海大学事務部次長 近江 彰
副会長 淑徳大学学事部長 三上 浩
また新規加盟大学として了徳寺大学の加盟が承認され加盟校は31大学となる
平成17月6月 新規加盟校(千葉科学大学)の承認(東京理科大学にて)
第36回協議会において新規加盟大学として千葉科学大学の加盟が承認され加盟校は30大学となる
平成16月6月 副会長2名の交代 (千葉工業大学にて)
第34回協議会において新副会長として下記に名が選出された
副会長 東京理科大学教授 小中原 猛雄
副会長 順天堂大学教授 福田 哲也
平成15年6月 顧問に関する申し合わせ制定 (国際武道大学にて)
第32回協議会において会則の一部改正が行われた
平成14年11月 役員の改選 (敬愛大学にて)
第31回より役員が交代し新規に下記の役員が選出された
会 長 日本大学教授 遠藤茂勝
副会長 敬愛大学教授 青木英一
副会長 国際武道大学 田中 守
副会長 明海大学事務部次長 近江彰
平成9年9月26日 10周年記念事業挙行
(定例の会でない会議のため記録が残されていない)
10周年記念事業来賓者の中には大学の理事長、学長、事務局長の他創設時からの関係者の姿も多くみられた。事業の内容は第1に記念式典の実施、第2に記念誌の発行であった。
記念式典は型破りで、簡単な式辞の後、なんとパネルデスカッションが組まれていた。テーマは「学生部の明日を見つめて」で、パネリストには高木会長の他に千葉工大、東邦大、日大の論客であった。記念公演は会長による講演で演題は「これからの学生部活動」であった。また永年の尽力に対し高木会長に感謝状 が贈呈され、懇親会は大いに盛り上がった。
平成9年6月
(1997年)
10周年記念事業プログラムの承認
(秀明大学にて)
第20回協議会において10周年記念事業の内容と開催期日(9月26日)を決定した
平成8年11月
(1996年)
10周年記念準備委員会の設立
(東京情報大学にて)
第19回協議会において10周年記念委員会が設立され委員長に池田副会長が選任された。また委員については設立当初の関係者として千葉工業大学、日本大学、明海大学、和洋女子大学、二松学舎大学、中央学院大学の機動力ある面々であった。
平成8年
66月(1996年)
会員名簿のリニューアル記録資料として配布
第18回協議会において名称は名簿となっているが会の活動記録を網羅した資料として今後継続配布事とする事が決まった。
内容 役員幹事校一覧、加盟校所在地担当者一覧、規約、当番校一覧、幹事校輪番制一覧、実務担当者部会に関する申し合わせ事項、協議会開催、内容議事事項一覧 他
平成7年6月
(1995年)
実務担当者専門部会発足(神田外語大学にて)
第16回協議会に於いて副会長を選出
副会長 神田外語大学教授 池田弘一氏 事務局は中央学院大学で継続し平成3年に発足した実務担当者連絡会が専門部会に承認される
専門部会は3部会となりそれぞれの部会からの初めての報告がなされた
課外活動専門部会、留学生専門学部会、実務担当者専門部会
これまでは全体会形式で議論がなされていたが今回は初めて20名程度の分科会形式の討議がなされ、各部会の討議資料が後日配布された
平成6年11月
(1994年)
聖和大学加盟 (帝京平成大学にて)
第15回協議会で 聖和大学 の加盟承認で加盟校は29大学となる
平成5年6月
(1993年)
留学生専門学部会発足(麗澤大学にて)
第12回開催のメインテーマが「留学生問題について」で白熱した議論とな
りこれがきっかけとなり「留学生専門部会」(担当本務校:麗澤大学)が発足
した
新規加盟校:3校増え計28校となる
東京聖徳大学、城西国際大学、東洋学園大学
平成3年11月
(1991年)
実務担当者連絡会発足(千葉工業大学にて)
若手職員の自主的な研修を目的とした第1回実務担当者連絡会(担当本務校
:千葉工業大学)が開催
平成2年11月
(1988年)
当番校の輪番制確立(東京理科大似て)
第7回協議会で協議会開催当番校の輪番制確立と共に輪番制や会則、加盟校
一覧およびメインテーマや講演内容など会議記録を網羅した協議会記録資料
を主体とした通称「協議会会員名簿」を発行することとした
平成2年6月
(1988年)
課外活動専門部会の発足(順天堂大学にて)
第6回開催のメインテーマが「課外活動について」で白熱した議論となりこれがきっかけとなり課外活動専門部会(担当本務校:日大生産工学部)が発足した
平成1年11月
(1987年)
会則の制定(千葉工業大学にて)
第5回協議会で「会則」および「申し合わせ事項」制定される
昭和62年12月7日
(1987年)
第1回協議会の開催(中央学院大学にて)
第1回千葉県私立大学学生部連絡協議会が25校の参加を得て中央学院大学
にて開催される
会長として中央学院大学教授 高木 幸道氏が会長に就任、
事務局校として中央学院が当たる.
年2回、6月と11月の開催決める
参加校:上記16大学の他9校加盟参加 合計25校となる
川村学園女子大学、千葉経済大学、東京情報大学、八千代国際大学、聖徳大学、江戸川大学、東京基督教大学、東京歯科大学、東京電気大学
昭和62年5月
(1987年)
発足会開催(麗澤大学にて)
麗澤大学において発足式を迎える
(発起人、中央学院大学高木幸道氏と麗澤大学の2氏)
参加大学16校 (参加者30名)
参加校:中央学院、敬愛大学、国際武道大学、千葉商科大学、 千葉工業大学、順天堂大学、東京理科大学、東邦大学、二松学舎大学 和洋女子大学、日大生産工学部、麗澤大学、 淑徳大学、明海大学、東京平成大学、神田外語大学